福生市福生
引退前のご夫婦が、今お持ちの不動産をご子息に譲り、利便性の高い立地で老後の住いとして選ばれたのが賃貸マンションを分譲したこの物件です。
平成初期の物件である為、構造的な問題はさほどありませんでしたが、経年劣化による水回りの老朽化、時代の違いによる間取り、設備の問題などがありました。
家族二人となられたご夫婦が、不自由なく快適に過ごせるリフォームをご依頼いただきました。

以前は和室であったDK隣接の部屋の間仕切りを取り払い、洋室とし大きなLDKと変更いたしました。
できるだけ一体感を出すため開口部には見切り材を設けずシンプルに演出しています。
和室にあった押入れ、天袋も解体し大きなクローゼットに変更しています。
クローゼット扉もハイドア(高さ2.3M)としモノの出し入れも大変やり易くなっております。







扉も引違の襖から折れ戸にすることで大開口を実現しています。

もともと巾1.8Mのキッチンが設置されておりましたが、15㎝大きい1.95Mのキッチンの変更しております。
ビルトイン3口コンロ、小柄な奥様に優しいウォールダウンキャビネット、目線の高さに調味料などの小物が収納できるアイレベルキャビネットも設置しました。
油汚れ対策としてタイルからキッチンパネルへと変更しメンテナンス性を高めております。









洗面室は、床をフローリングからメンテナンス性の高いクッションフロアに変更。
洗面台も洗面ボールの大きな最新の器具に変更しました。




浴室も建築当時のユニットバスから最新のユニットバスに変更しています。
明るい木目調のパネルが暖かさを演出しています。
将来の為に握りバーを追加してあります。
ヒートショック対策として浴室暖房乾燥機を設置しております。
更に、賃貸物件であった為、追い炊きがありませんでしたが、工夫して追い炊き機能を追加いたしました。

トイレは便器を交換し節水型のタンクに変更しました。
フローリング張りの床であった為、湿気によるダメージがありましたのでこちらも洗面室同様、クッションフロアに変更してあります。

リフォーム工事は決して安価なモノではございません。
ご家族の今後の在り方を検討し、必要なモノを必要な箇所に施すことが最も大切だと考えます。
今後住まわれるご家族が数年後、弊社に工事を依頼された事をうれしく思っていただけるような仕事をするように日々心がけております。
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