最近、注文建築のご相談を受ける際にお客様から
『バルコニーは必要ありません』
と言われる事が多くなりました。
花粉などの空気環境の悪化で、本来『物干し場所』として使用する目的が、達する事ができなくなっていたり、『洗濯物が見られる』というプライバシーの問題。一部のネットなどで、建築コストの増加や、メンテナンスに費用が掛かるなどの、ネガティブな情報が発信されていたりするのも、原因だと思います。
確かその通りだと思います。
部屋干しにすれば、花粉やPM2.5などの影響は減ると思いますし、まず洗濯物を他人から見られる事はなくなります。
若干、コストも下がる事でしょう。(10〜20万円くらい?)
しかし、私はバルコニー賛成派です。
本来の目的である『物干し場所』という概念に囚われしまうと、前述の通りだと思いますが、別の価値に目を向けることが、そこは特別な空間になると思っています。
『家の中にあって、外を楽しめる空間』
これほど、特殊で面白い空間は住宅の中には他にありません。
昔の家屋にあった縁側のような存在だと思います。
家をデザインする側が、感じ、考え、お施主様に魅力を伝えることができるか?
これが大切です。
お施主様のご意向を伺い、プロとしてより良いご提案ができるように、日々精進しております。

注意:
1.花粉は外出すると少なからず着きますので、ゼロにはなりません。
2.バルコニーの高さを意識することでプライバシーの確保ができます。
3.コストにまさる利益があると思います。
室内干しにすると、湿気でカビの原因になります。しっかりと環境する必要があります。換気のために、窓を開けると花粉が入って来ます。
⇨第一種換気をおススメします。