トイレで水を流した後に少量の水が出続ける。こういう症状のトラブルがよくあります。
この症状にはいろいろな原因がありますが、多くはタンクの中の水位を調整する『ボールタップ』と呼ばれる部品の不良が多いです。
手洗い水栓の蓋を外したところの写真です。
写真の真ん中にある半透明の丸い『浮き』とそれに関わる部品等がボールタップです。
外すとこんな感じです。
多少の形の違いはありますが大体同じです。
写真の左側が水道に繋がっていて、タンク内に水を送り、写真右側の半透明の浮きが浮かんで、付け根にある
弁を閉止するといった形です。
このボールタップは20年程使われていたと思われます。
老朽化するとサビにより動きが悪くなったり、弁が完全に閉まらないといった状況になり、少量の水が常にタンク内に送り続けられ、便器からチョロチョロと水が出続けます
交換工事は比較的簡単です。
水道から繋がっている連結管を外すとボールタップが外れます。
同じ位置に繋ぎ変えて完成です。
水が溜まって浮きが浮く様子です。
左から徐々に水がたまっていきます。
こんな感じで水が送水されて行きます。
水位が上がって水が止まればOK。あとはタンクを組み立てて完成
トイレのチョロチョロにお悩みの方は一度こちらを見てみてはいかがでしょうか？
