プロダクトデザイナーと創るハンドクラフトインテリア

品川区南大井

本物件は東京都内にある12.5坪の狭小敷地に築20年22.35坪3階建ての木造住宅の全面リフォーム工事をご依頼いただきました。
お施主様は某有名カメラメーカーの現役プロダクトデザイナーさんで、弊社社長の専門学校時代の同級生です。
ご本人も『グッドデザイン賞』を受賞されるほどの方です。
最初の打ち合わせ時に、ご職業柄ご自身でデザインされることをご提案差し上げましたが、『プロはプロ』ということで弊社にてデザインさせて頂けることとなりました。
大まかにやりたいことの指示を頂き、細かくデザイン及び図面化する運びとなりました。

LDKに配置した作業台。
ここは家族の食卓にもなります。
調理をすることを考え、木の上からステンレスの板を張り付けメンテナンス性も向上させました。
意匠的にも『全て木』というよりは、空間にステンレスの冷たさ、硬さを足すことで、木質の物とより引き立て合う効果を狙っております。

キッチンの作業台へと続く一連の造り付家具。
シナ材の風合いとクロカワ仕上げの鉄の線素材でデザインさせて頂いております。

パソコン等の作業を行うための作業台。
当初奥行きの浅く本棚のような棚板があった場所を利用し設置しました。
内部にラインライトを設置し閉ざされた空間でも明るさが確保できるようにしております。

テレビ台
空いたスペースにジャストフィットのテレビ台を製作させていただきました。
収納内部にコンセントを設けAV器機の接続ができるようにしてあります。
取手はクロカワ仕上げとなっております。

バルコニーはウッドデッキを設置させて頂き、『跨ぐ』というより『昇る』というライフスタイルをご提案させて頂きました。

浴室はできるだけシンプルな形にまとめました。
ただ、装飾を排するのではなくシンプルかつ機能的なデザインにしてあります。
UBはTOTO社製ですが水栓はKVK社製の商品をチョイスしております。

フローリングは朝日ウッドテック社製『ライブナチュラル:ラステック』のオークを使用しております。

今回も、色々な勉強をさせて頂けた案件でした。
お施主様にも大変喜んで頂けたようで一安心です。やはり厳しいプロの目で見られると緊張するものです。

ここで勉強できた家具製作のノウハウはまた次に生かしていければと思います。

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