UB交換工事

多摩市連光寺S様邸

TOTO社製 サザナSタイプ 1317
2014年4月より実施される消費税増税前に浴室のリフォームをされたいとご相談を受けたのは2014年2月初旬でした。この時すでに、世の中では増税前の駆込でメーカーさんの対応もかなり渋い反応でした。
メーカーさんの受注量もさることながら、組立、施工する業者さん、職人さん不足で弊社も悩んでおりました。

その中、期限の決められた工事。

かなりのプレッシャーとの戦いでした。
急ぎプレゼンを作成し、日程が合わないのでお客様単独でショールームに行って頂き、ご用命頂きましたのは2月中旬でした。
そこから業者さんと工事日程のすり合わせ。
慌ただしく時間は過ぎていきました。

既存の浴室は古いユニットバスでサイズは1216サイズ。
FRPパネルにタイル張りといった仕様でした。
タイルの色も壁は白、床は薄い青。

清潔感のあるコーディネートですが、寒色系の為、冬の北側の浴室では体感気温がグッと下がります。
完全2世帯住宅の、お母様がご使用されておられ、やはり寒さに悩んでおられました。
御打合わせで壁周りは断熱材で覆われた「断熱パック」を、床は「ほっカラリ床」をご提案させて頂き、ご採用頂きました。

壁のデザインも暖色系をご採用頂きました。

実際工事に着手できたのは、3月24日でした。
まずはユニットバスを解体工事を行いました。

既存ユニットバスを解体撤去した後の様子。
大手鉄骨住宅メーカーさんの建物です。
鉄骨住宅と木造住宅では基礎の構造も違います。普通木造住宅では「ベタ基礎」ですが、鉄骨住宅では今でも「布基礎」を使用されていることが多いです。(スパンを飛ばす鉄骨では基礎の背が必要になる)
リフォームでよくある「開けてビックリ!!」。
ユニットの下がベタ基礎を打ってない。(リフォームをしなければ特に問題なし=釣り架台仕様)
今回、急遽土間を打つこととなりました。

ようやく完成。解体から完成まで実働4日の工事でした。
本当は3日で終わらせたかったのですが、予想外の土間打ちに1日かかってしまいました。
お施主様も大変喜んで頂きました。

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