
院長先生より内装のご相談を受け、この整骨院の内装デザインをさせて頂きました。
新規開業のお店なので、看板なども必要となります。 前提としてどのような形態を用いるにしろお店のシンボルとなるロゴが必要となりました。
当然、院長先生は「工務店にロゴデザイン」とは、思いもよらず、とりあえずネット等で検索され数社見つけられたそうです。
「ロゴのデザインできませんか?」
これは工務店の社長に対する言葉ではなく、私自信に対する愛のある挑戦なのだとおもいました。 やるしかないでしょう!
元々、美術大学生時代イラストをTシャツにプリントして売ったり、グラッフィクデザインで某有名企業様のコンペで賞を頂いたことありましたが、久しぶりのグラフィックのお仕事。 既に何回かお会いしロゴデザインの根幹にかかわる、事業のことや医院長の人柄など、後は私がデザインした内装の要素を把握していました。
整骨院である以上「骨」をモチーフにアイキャッチとなるデザインで攻めるか? ロゴが人に与える雰囲気でデザインするか?など色々悩みながら・・・。

今回、ご採用していただいきましたロゴ。
「クーア」とはドイツ語で治療を意味するそうです。
しかし日本語しかしらない私にとってはその
「く~あ」という響きが非常に柔らかく、痛みを抱えた患者さんにとってやさしさを感じる言葉だと感じました。
そこで、「ふあふあ」と浮遊し優しく結合したり、離れたりする単細胞生物や微生物ののようなそんな存在に行きつきました。
店舗の内装も入口に設置した「R壁」がまさによりどころとなる大木。その周りに「ふあふあ」と、あつまる生物。
クーア整骨院は傷みを抱える患者さんの「よりどころ」になって頂きたいとデザインしました。

フォントのデザインも、柔らかい形を強調するために柔らかすぎないデザインを選びました。

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