今日は、以前に新築を建てさせて頂きましたお客様のご紹介で、東京都町田市N様邸のウッドデッキ設置工事を
行って参りました。
秋になったと言えど日中は汗が出るくらい暑い中の土木工事。
久しぶりに体を使った感じです。

デッキのに生えた雑草のメンテナンスが非常に大変なので、防草シートを設置してその上に砂利を敷くことになりました。
まずは、建築をしている私としては、基礎の構造上あまり庭の土の高さをあげたくないので土を鋤き取ります。

デッキが重さで沈まないよう転圧し

宅盤をならして

防草シートを敷きます。

基礎となるコンクリート平板を設置し

砂利を入れます。
これで下準備完了。簡単に書いていますが実は結構大変です。
ここからいよいよ本番です。

デッキの躯体となる束、大引を設置していきます。
シビアに水平を取りながら据え付けていきます。

躯体の設置が終わると、デッキ材の張り込みです。いよいよらしくなって来ました。

デッキは設置する高さが1階の床の高さと近いほど、室内から見たときに広がりを感じます。
今回、デッキの高さを1階の床の高さとできるだけ近づける為、サッシとの取合い部を加工して設置します。

ほとんど組みあがりました。後は仕上げ工程です。

幕板を回しほぼ完成ですが、最後の難関サッシ取り合い部のアングル加工を行っています。

デッキ材の切断面を隠すためのアングル。
現場での造作工事でしたがとても綺麗に収まりました。

これで完成。
お施主様にも喜んで頂け、満足のいく仕事ができた一日でした。
ちょっとの工夫ですごくよく見えるこの収まりはオススメです。