最近の建築は、消費者保護の観点から『住宅瑕疵保険』なるモノを付けて御引渡しすることとなっております。 柱や梁、筋交い、土台などの躯体、所謂主要構造部及び雨水の浸入を防止する部分（屋根、外壁、基礎など）に関し、10年間の保証をしなければなりません。 これは、『わざと手抜きをした』とか、『知らなかった』などという言い訳は一切通用しません。 その為、事業者は『保険金』を預けておくことが義務付けられております。 それに伴い『第3者機関』による検査を受ける必要があります。 弊社の場合は『JIO＝㈱日本住宅保証検査機構』さんに依頼しています。 具体的には、木造の2階建て住宅の場合は、『基礎の配筋検査』と『躯体検査』です。 どちらも、御引渡し時には隠れてしまいお施主様を含め確認できない部分となります。
今回は『躯体検査』となります。
この『躯体検査』は簡単にいうと、
1.基礎の状態
2.図面（プレカット図）の通りに施工されているか？
3.金物等の施工がしっかりなされているか？
等です。
私はいつも事前に現場に行って自主検査をしています。
建物の強度に関わる部分なので慎重に全数チエックして行きます。
当然そこで見つけた不具合は事前に是正していきます。
その為、検査員の方にも安心して確認して頂けます。
検査が終わるとJIOさんの弊社専用ページより、検査結果がUPされます。
建物の状況写真、検査項目などが細かく確認することができます。
こちらの検査結果は、引渡時にお客様にお渡しいたします。
こうして弊社では、お客様に少しでも安心してお住い頂けるように心がけております。
