『漏水!ダメ!ゼッタイ! ウェザータイト設置工事 日野市新井7号棟』

建築に携わる者にとってもっとも怖い事故が『漏水事故』です。

屋根や、外壁から侵入した水は、構造体を伝い、天井や壁から染み出てきます。

多少の浸水程度では、ボードを越えてクロスから出てくることはあまりありません。もしクロスからポタポタ雫が垂れるような状況では、かなり浸水していると思われます。

漏水すると生活に影響が出たりして、もちろん気分的に嫌なことですが、木造建築にとっては構造面で重大な問題となります。構造材となっている材木が濡れることで、木材不朽菌、シロアリの発生のリスクが極端に高まります。

実は他人事ではなく結構起こり得る状況です。

【木材不朽菌】

読んで字のごとく『菌類』です。木材不朽は、材木のセルロースを分解します。木材はボロボロになり、木材を指で押すと指がめり込むくらい強度が低下します。構造体として成立しなくなります。

菌類の発生には①栄養(=有機物)②温度 ③胞子 ④湿度(=水分)が必要とされています。

①の栄養は鉄骨造(=S造)や鉄筋コンクリート造(=RC造)であれば問題ありませんが木造である以上、構造体自体が有機物です。家全体が菌類にとって、栄養の塊みたいなものです。

②の温度は、室内であれば空調機等により管理できますが、屋外や壁体(=ヘキタイ)内、屋根裏などの温度のコントロールはかなり難しい問題となります。

③胞子は、空気中のどこにでも浮遊しており、進入を防ぐことはほぼ不可能です。

我々が唯一できる対策として④の湿度を減らすことにより『木材不朽菌』の発生を抑制するようにしております。

外壁内や小屋裏に通気層を設けることで、できる限り湿気を屋外に排出するように設計・施工しております。

【シロアリ】

名前はアリですが、実は『ゴキブリ』です。

日本にも『ヤマトシロアリ』『イエシロアリ』という在来のシロアリが存在し、これらのシロアリは地盤面下から、『蟻道(ギドウ)』を作り建物に攻撃を仕掛けてきます。こういった地盤面下から来るシロアリを『地下シロアリ』とも言われ、この手のシロアリは水分を必要とします。余談ですが、建築基準法で定められた地盤面から1Mの範囲という防蟻処理の範囲は在来種の「地下シロアリ」への対策ということです。

【近年では、外来種のアメリカカンザイ(=乾材)シロアリが、国内に入って来ており、地下からではなく、飛来し小屋裏からでも攻撃を仕掛けて来ます。この手のシロアリは水分をほどんど必要としません。建築基準法で定められた防蟻処理の範囲は外来種には通じないということもここで少し触れておきます。】

因みに、シロアリの被害に遭っていた住宅は震災時にほとんど、全壊または半壊したというデータも出ています。

先述のように、躯体を濡らすということは木造住宅にとって、とてもリスクがあることが分かって頂けたかと思います。そこで、弊社では漏水のリスクを減らす為、『ウェザータイト』という商品を使用し、躯体を濡らさない様に施工しております。

【サッシ廻り】

一般的にサッシ取り付け工事は、それ程大変な作業ではありません。しかし、弊社のサッシ取り付け作業はかなり手間が掛かります。

万一、サッシ周りに侵入した雨水から躯体を守るウェザータイトを設置したり、気密性能をより高めるために、サッシ取り付け前に、サッシと外壁が接する部分にコーキングを打ちサッシを設置します。

サッシ廻りの防水施工動画です。

【外壁貫通部】

電気や、換気、水道設備、エアコンの貫通部などの外壁を貫通する部分にも専用の防水材料を使用します。

このような既製品を用いることで、熟練の職人でなくても『誰でも』『簡単』」『確実』に防水処理を行えるようにしております。

建築工事において『簡単』は悪ではありません。難しくすることで、失敗や誤魔化し、後のトラブルに発展するところを経験しております。(特にアトリエ系の設計士の仕事には多い)『簡単』することでチェックする側も確実に不具合を発見できるメリットも、簡単だからこそ建築費の圧縮も可能になっていきます。

【ベランダ笠木】

最後は、実はトラブルの多いベランダ笠木周りの防水処理。

以前にリフォーム工事を承った現場も、上の写真のようなバルコニー手摺の『入角部』といわれる部分から漏水して、柱が腐っている現場がありました。躯体を雨水から守る透湿防水シートの施工は『折り紙』に似ています。角部などはどうしても、切り込みを入れないと施工できない箇所が発生します。通常であればその切り込んだ部分は『気密防水テープ』で処理しますが、そもそも、複雑な形なので施工できない箇所で有る為、テープの施工も困難です。

ですので、弊社ではフクビ社の『ウェザータイト』を使用して漏水が発生しないように確実に施工をしております。

弊社では、一般的な同業他社では行わない作業を一手間も二手間も掛けて、私たちが理想とする住宅を目指し、建築させて頂いております。

全ては、お客様に『ずっと続く安心』をお届けするために。