一歩先の高級感　│注文住宅・リフォーム│東京都羽村市

今回の物件には住宅としては『一般的には』あまり用いられない床材が使用されていました。

元々、エステサロンとして使用されていたとのことでした。

普通であれば、その床材を剥がして上からフローリングを張り替えることをおススメします。

しかし、今回オーナー様が『できればこのまま使えないか？』とのことでした。

デザイン的に処理する為に、『短所を長所に変える』という作業を行いました。

床は大理石調のフロアタイル。

天井・壁もできるだけ『真っ白』にし強烈な個性を持つクロスを使用し空間を演出する方法をご提案させて頂きました。

キッチンとの境となる壁にはエンジのクロスを使い、出来るだけ1つの立体でとらえる方法を用いました。

エンジの『直方体』が空間のコアとなるようにデザインしました。

リビングとなる空間の一面には濃い茶系のクロスを用い、シックで上質な空間を演出します。

実はこのクロス、レザー調になっています。なかなか普段の住宅ではお目にかかれないデザインですが、床とのバランスを検討するとこのくらいのモノが合うと考えます。

もう少し空間に変化を持たせる為に、こちらの壁には同じ白系のクロスでも若干パターンの違うモノをチョイスしています。

物凄いインパクトのある空間の中に少し『隠し味』を加えました。

少しの工夫で空間は豊かになって行きます。