ときに築年数の経ったマンションのリフォームのご依頼を受けることがあります。
古いマンションでも改修されていたりする場合もありますが、殆ど新築当時のままの場合もあります。
不動産業的な見方をすると近隣相場よりは安く購入することができるのであれば、それはそれで良いとおもいます。どちらかといえばマンション全体の管理体制の方が気になります。
今回のご依頼も築年数がたった物件でした。
床はクッションフロアに変更され、レンジフードなどは改修されていました。
こういった物件の難しいところはやはり見えない内部配管です。
実際この年代の給水管は『鉄管』で施工されています。『鉄管』は『錆びる』ものです。
今ではメンテナンスや耐久性を考慮して『架橋ポリ管』という樹脂製の管を使用しています。
今回も、水栓のメンテナンスを行おうとしたところ、錆びで中で折れてしまったりしました。
その他には、床下の下地の様子も見ることができないので、お見積りの際はほとんど、経験と感覚に頼るしかありません。
リフォームの経験をたくさんして行けば、大体、新築された当時の流行りの施工方法や、建てたメーカーの工法なども知ることができます。
今は、大手のハウスメーカーさんの物件も20年まえでは、目も当てられないものも存在します。
今回は、ローコストでキッチンの交換・和室を畳からクッションフロアに変更。洗面ボール、ミラーの交換。
便器の修理、壁紙の張替、内装の塗装工事を承りました。