狭小間取り相談
世田谷区からのご依頼でプランを検討しました。
約38㎡(11.4坪)という狭小地での新築計画です。
建築は意外と自由にはできません。
というのも、近隣への日影・防災・防火・地区計画・条例等の条件が合わなければ、建築確認申請を提出しても確認済証を取得することが出来ず、建築工事を行う事ができません。
敷地が広ければ多少の配置移動等でお好みのプランで建築することができますが、狭小地では無理が効きません。
狭小地に建築するということは、そもそも建築自体の規模は小さくなります。
プランを作成する中で、住む方に住まい方を提案する必要が出てきます。
小さな敷地で心地よく住んで頂くにはどのように間取りを創るかまた創れるかが重要な作業となります。
私の大好きな「塔の家」(建築家 東孝光)のような異形な狭小地ほどしっかりと行政との打ち合わせを行い間違いない建築を計画するためには時間が必要となります。
もし、狭小地での建築をお考えの方は早めにご相談されることをおすすめ致します。