一歩先の高級感 八王子市マンションリフォーム工事(Vol.02)
前回、解体工事を終了した八王子市元横山町 モリス八王子 マンションリフォーム工事現場。
続きまして大工工事に入っていきます。
今回の大きな工事ないようとしては、解体した梁の復旧工事と収納の設置工事です。
それでは現場を見て行きましょう。
大工さんが収納に使う折れ戸の枠を組み立てて下準備をしています。
先に枠を組み立てることで、仮組を行い間違いが無いように確認しながら工事を進めます。
この時に美しい納まり具合を検討しています。
下地となる軸組を行っています。
今回、収納スペースをなるべく広く取りたかったので、『薄壁仕様』にしています。
『薄壁仕様』にするために設置するドア枠も計画段階で『薄壁対応』のモノを選定しています。
組み上げた軸組に『石膏ボード=(プラスターボード)』を貼り付けました。
この石膏ボードは石膏を紙でサンドイッチした内装下地材です。
次に行う仕上げ工事でクロスを貼る計画ですのでこうした石膏ボードを設置します。
クロスは専用の『糊』で貼り付けます。その為、石膏ボードの表面に張られた紙と相性がよく、他の建材(例えばべニア板等)と比べ施工性がよいです。
これは建具の建込を行っております。
最近の建材はすごくよくできていて施工性が非常に高いです。
その中でも、私のおススメするYKK AP社の製品は特に『目からウロコの落ちる』ような納まりになっていることが多いですね。施工が容易であるということは、『別の難しいところに時間を掛けられる』ということです。現場にとって大切なことだと私は考えます。
建て込んだ建具を『水平・垂直』の調整をし、美しく見えるようにします。
このとき、建具と建具の隙間なども美しく見えるように設置して行きます。
調整が終わりました。
これで完成。美しく仕上がりました。
今回ご提案させて頂きましたこの建具の色も、クロスの色に近いモノをご提案させて頂いております。
そうすることで、建具自体の存在感を薄め空間に広がりが出るように演出しています。
最後はいつもの『コレ』です。
こういった細かい部品へのこだわりが『一歩先の高級感』を演出するのです。
次はクロス工事を行っていきます。
次回も宜しくお願い致します。