立川市富士見町マンションリフォーム工事(電気設備工事)
立川市富士見町マンションリフォーム工事現場もついに最終工程までやってきました。
今日は電気設備工事を行いました。
私の持論ですが空間を演出するために最も大切なモノの一つとして照明があると思います。
クロスなどの一生懸命選んだとしてもこの照明の計画が失敗すると全て台無しになります。
器具によっては計画の段階で決定しておかなければ配線できない場合もあります。
ですので、工事の計画の時点から最終の完成形までイメージしながらご提案させて頂いております。
最近では住宅では余り見られなくなった『ブラケット照明』。
私自身はかなりの頻度で使用いたします。
形状や配光がうまくいくとこれほど空間を演出できる照明はないと思っているからです。
今回LDKに使用したブラケット照明は上下に光が出るモノになっています。
もちろん壁に光が当たった時に凹凸が出るように計算しクロスも選定しています。
LDKのテレビ側はこんな感じ。
ソファーが置かれるであろう壁面はこんな感じ。
同じ空間に存在するので器具は統一しています。
しかし、貼られているクロスが違うので違った印象に見えるのではないでしょうか?
白系のクロスだと乱反射を起こし空間が少し明るくなります。
それにより読書等の作業もしやすくなるという仕組みです。
合わせて見てみるとこんな感じです。
建具の色と照明の色を合わせて、空間として統一感を演出しています。
次に寝室。
こんな感じ。
もっと具象的な形状を用いて高級感を演出しています。
なおこういった器具は方向を自在に変化させることができるので、部屋の雰囲気を変えて楽しむこともできます。
場合によっては天井面を明るくすることで、空間を広く見せる方法もあります。
すりガラス調にしてやさしい光でリラックス空間を演出しています。
最後に玄関。
これはお施主様のご希望でした。
玄関収納下の間接照明。
足元を照らし靴を履く、脱ぐといった動作をサポートするだけでなく、
床から浮かし設置した玄関収納を(フローティング)より軽く見せる効果もあります。
何よりもコンセプトの『ホテルのような高級感』を演出するには最適なアイテムだと思います。
このようにただ空間を明るくするだけの照明でない『演出のための照明』が快適な暮らしを演出すると思います。
これからリフォームや新築をご計画されている方は、是非一度ご検討頂ければ一歩進んだ空間に
住まうことができることと思います。