一般社団法人ベターリビングリフォーム協会(BLR協会)に登録しました。(羽村市 リフォーム)
現在の日本において、空き家が非常に多くなって来ていることは周知のことです。
この先、日本の人口が減少していき、空き家率の増加は容易に想像できますし、様々の研究機関等でもその予想を立てております。
国としても現在の新築着工棟数を大幅に減らし、リフォーム工事を増やしていく方向性を示しています。
これは、世界的に見て我が国日本の住宅のあり方が世界的に問題視されているという、外的な要因も含んでいます。
我が国にの建築において一般的な、木造住宅の寿命は約25~30年程度と言われています。
世界的に見てこれほど短命な建築はありません。しかも木造住宅を建てるために森林を伐採し続けている現状があります。
自然豊かな我が国でも、年を追うごとに良質な木材は非常に高価な建材となり一般的に使用することが非常に困難となっています。
そこで東南アジア諸国から材木を輸入して建築を建てている訳です。その国々でも森林の伐採から環境破壊へと移行しつつあります。
住宅を『建築すること』=『自然破壊』となりつつあります。
今後はより長く住める住宅が求められています。
しかし、ここにも大きな壁があります。
現在では建設業は国や地方自治体の規制が厳しくなかなか許可を取得することも難しくなっており、許可を得た業者はそれなりに信用があるといっても過言ではないと思います。
余り知られてはいませんが、専任の技術主任者の設置や毎年国土交通大臣に対し前年の決算報告をしたり、免許を維持するだけでそこそこの費用が掛かってしまいます。
一方リフォーム業者といえば、現在のところ無許可で営業することができます。極端な話ですが、工事の経験がなくても自ら『リフォーム業をするよ』といった途端にリフォーム業者になれる訳です。
通常500万円以下のリフォーム工事は、『誰でもOK!』といった状況です。(木造は1500万円以下)
なぜ?と疑問に思われるかもしれません。
それは、代々地元で一人親方の工務店や大工業、内装業をおこなっている方たちの救済の意味が大きいと聞きました。
もし許可制を強いてしまうと、欠格して仕事ができなくなってしまうという事態が多発することへの懸念だそうです。生存権が最も重視されることは大変よいことです。
こういった制度上の欠点を突いて良からぬことを考える『輩』が出てきます。
『悪徳業者』
ニュースなどのメディアに出てくるこの言葉。
実は近年リフォーム業界では急激な増加の傾向があると報告があります。
(独)国民生活センターや(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターへの相談件数も平成10年以降年急上昇だそうです。
一件で数百万も売り上げられる業種はそうはないので、この業界またはお客様が狙われているのが現状です。
こういった『輩』と一緒にはされたくないのですが、彼らもプロですので言葉巧みにやって来ます。
私たちは建築のプロと自負しておりますが、彼らは『騙しのプロ』。
その部分では勝ち目がありません。
そこで、今回
に登録することにしました。
こちらの協会は国土交通大臣の登録を受けております。
そして、このBLR協会に業者が登録するには『推進会員』様のご推薦をいただき、BLR協会の審査員による店舗の現地調査に合格しその結果を審査されやっと一般会員として登録が完了いたします。
国土交通大臣の登録を受けた団体に『仲間入り』するということになります。
今後さらに増加するであろう、リフォームトラブルを未然に防げれば、お客様も私たちも幸せになれるのでないでしょうか?
こういう制度は無いに越したことはありません。
登録したことにより、私たちの気持ちや覚悟が変わることもありません。少し安心を+させて頂いただけです。
全ては、今まで通りお客様の笑顔と、私たち【物創り】のプライドの為に・・・。