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木造耐火建築新築工事(昭島市昭和町N様邸)クロス工事

昭島市昭和町で承っております木造耐火建築新築工事現場では、大工工事がおわりクロス工事に入りました。 イメージとしてクロス工事は『壁紙を張る』という工事が、一般的な考え方でしょうか? しかし、現実的な話として、工事の内容的には『壁紙を張る』という作業は3割程度と言われています。 では、大部分を占める作業とはいったいなんなのでしょうか?   それは、『下地処理』です。 どんなに綺麗なクロスを選んでも、この『下地処理』がうまくいっていないと、表面がぼこぼこしたり、クロスが影ができたり、またすぐに剥がれてくることもあります。 ですから、この工程に時間を掛けることが非常に大切になってきます。
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下地調整の大きな仕事としてはクロスの下地となる石膏ボードの継ぎ目(ジョイント部)やビスを打った穴をパテと言われるセメントのようなもので埋めて綺麗に均します。

 

まずはジョイント部に割れ止めのファイバーテープを施工します。これは施工後のパテをできるだけ割れないようにするための意味がありますが、施工しない場合も多々あります。

今回は耐火建築ため標準仕様で施工しています。

 

因みに以前京都でお仕事をさせて頂いたときは、京都の職人さんはこの『ファイバーテープ』の代わりに『和紙』テープを使用されていました。

地域によって、使用するものが違ったりと工事は本当に面白いです。

 

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その上にパテを打った様子。元々ジョイント部はパテが打ちやすいようにV目地になっています。

そのジョイント部にパテを打ち平らになった様子です。

これをクロスを張るすべての天井・壁のジョイント部に行います。

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作業の様子。

窓回りや細かい部分まで綺麗にパテを打ってくれています。

*もし貴方が少しでも職人さんを助けようと思ってくださる、優しいお施主様であるならば、厚目のクロスを選んであげると喜びます。私は容赦なく薄いクロスを選んでいますが・・・。

全てのジョイント部のパテ打ちが終わると、次は紙やすりで打ち終わったパテを上からヤスリ、更に平滑にします。

そしていよいよクロス貼りに進んで行きます。

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クロスの裏面に糊をつけ張っていきます。

今は、クロス糊をつけるのは機械で行います。糊も昔とは違い溶剤は使用しません。主成分はデンプン。悪く言うと『ご飯粒』で壁紙を張っているようなものです。

以前話題となった『シックハウス』の問題で現在の建物に使用される殆どの建材は『人畜無害』です。

新築に入居した際『目が痛い』などという症状は、今はありません。

その反面、技術の進歩も目まぐるしいですがどうしても接着力は少し落ちているといわれています。

新築してすぐに病気になるよりは良いと思いますが・・・。

 

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こちらのクロス屋さんはクッションフロア(=以下、CF)の工事行ってくれています。

クッションフロアはビニール系の床材で、湿気の多い洗面室や、トイレの床に使用しています。

最近のCFはデザインもよくメンテナンス面でも使い勝手良いので、あまり見えないところに使用するのはローコストにも貢献するのでお勧めしています。

 

そしてガンガン、クロス工事が進みすべてのクロスが終了しました。

クロス工事終了後は電気屋さんと設備屋さんが現場に入り器具付をしてくれました。

こうして少しづつですが、完成に近づいていきます。

 

次は、最終の完了検査です。

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