青梅市柚木町中古住宅メンテナンス
大抵の場合は、施工後施錠せずにポストの中に「右に5左に0」といった開錠の方法を書いたシール状のモノが
入っています。
なので、入居されたお客様はそのポストを開けてシールを確認するといった流れになっています。
ところが、ご入居までに日が空いてしまうと、誰かが触ってしまうことがあります。
ポストが空かなければ当然中のシールを確認することはできません。
「鍵を壊してもいいから開けてほしい」と悲痛の訴えでした。
どう考えても、ポストを無事に開錠することは不可能だと思いながら、とりあえず現場に伺ってみました。
ポスト自体をよく観察しました。
投函口かなかを確認し支柱にはポスト内部からビス止めしてあり工具は当然入りません。
支柱とポストの間に隙間があれば、金鋸でビスを切るかなど色々な方法を考えていました。
再度投函口から内部をのぞきながら施工方法を考えていると、投函口の蓋を開けた目の前に完全に見える状態
で例のシールが貼り付けてあるではないですか!
シールを確認しながら開錠してみると見事に空きました。
ラッキー!
気を利かした外構屋さんが万が一のことを考えて見える位置に貼り付けてくれたおかげで最悪のケースはまぬ
がれました。
ホッとしてお客さまにご報告させていただくと、大変感謝されました。
万が一の事態を想定し、手を打っておく。やまりこれがプロの仕事ですね。
私自身気持ちよく帰路につけたというお話でした。