久しぶりのルームクリーニング(ガーデンシティ戸田)
いわずと知れたトイレ。
便蓋、便座を分解し、大きな部品は丸洗い、小さな部品は漂白剤に浸し清掃していきます。
便蓋、便座の取り付け部、所謂ヒンジには尿が溜っていることが非常多いので、分解して綺麗に清掃しておきました。
タンクの上部に設置された水栓も分解しキレイに磨き上げます。
掃除をすると意外と手間と時間がかかるのがサッシ。
複雑な形状のレール部に入ったホコリや砂などがなかなかキレイに掃除できないといった経験がおありかと思います。
割りばしなどで地道に汚れをとるというのが一般的でしょうか?
使用したことがないので何とも言えませんが、『松井棒』なるものもここでは活躍するのでしょうか?
私の場合、サッシもこの通り外して高圧洗浄機で掃除してしまいます。
もしご参考にされてやってみようと思われた方がおられましたら、サッシは非常に重いので十分気を付けてください。
極み付はコレ!キッチンの換気扇。
昔の住宅はキッチンがが外壁面に設置されていて、換気扇としてプロペラファンが設置されている住宅が大半でした。
現在でも少しは残っていますが、大概の場合はシロッコファンを使っています。
シロッコファンを使うことで、キッチンが間取りの中心にあっても排煙できるようになりました。これにより対面キッチンも可能になったと言って過言ではないと思います。
間取の自由度は出た反面、メンテナンスが非常に困難になりました。
一般的にはファン(羽根)の部分は取り外しがしやすくなっていますので、大抵の方はそのファンを掃除していただいていると思います。
しかし、そのファンを収めているケースは掃除する為に分解することも難しいですし、組み立てるのはもっと大変です。そのケースの中には酷いときだと、油が2~3㎝ほど溜まっていることがあります。
ファンをキレイにしていればケースは汚れないという計算なのでしょうが、一般的に毎日掃除するような方は稀だと思います。その結果想像を絶することになっているのが現実です。
なので、私の場合このタイミングで一気にキレイにしてしまいます。こうしておけばまた何年かは持つと思います。
作業としては油を溶かす薬品をお湯の中にいれて漬け込みます。大体半日~1日は漬けておきます。
そうすると固まった油が柔らかく溶けてきますので、後はヘラなどで油を文字通りそぎ落とし、食器用洗剤などで洗っていきます。
組立時にモーターの軸周りにオイルを打ち、排気弁の可動確認しメンテナンスもしておきます。
そうするとキレイに仕上がります。
ユニットバスなども、サイドパネル(エプロン)を外し、高圧洗浄機で水垢などを除去しておきます。
見た目に美しいのは大切です。
しかし、私の家族が住むとしたらどうか?と考えると
『できることはしておこう』
とおもっています。これは、新築、リフォームを問わず常に私が考えている。
究極、クロス等は張り替えをせずに多少汚れていてもさほど問題にはなりません。内覧したときにその汚れが気になる方は契約することがないからです。
今回上げた点は住んで使ってみないとわからない点だと思います。
もしかすると『しばらく気が付かない』こともあるかも知れません。
しっかりやっていても『当たり前』と評価されないかもしれません。
しかし知ってしまうと、嫌な気分になると思います。もっというと、管理会社様、オーナー様の信用を失う可能性もあります。
そういう仕事は私はしたくありません。
そうならないよう、日々考え行動するようにしているのです。