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木造耐火建築新築工事(昭島市昭和町N様邸)解体工事完了

建築工事全体をみると、一つの現場でも一度に様々な工事を同時進行することがあります。 それは、現場で大工工事を行いなら一方で外壁工事を行い、また設備工事を行っているといったことも普通に行っております。 昭島市昭和町で現在進行中の木造耐火建築新築工事現場では、現在、建築確認申請を行いながら現場では解体工事が完了しました。 事務所では次に行う予定の地盤調査の準備、プレカット、電気配線図を作図し、解体後に行う滅失登記も同時に進めています。 よく周りの人に『大変だね』といわれますが、建築とはそういうものなのです。 因みに、私的には他のリフォーム現場の管理、メンテナンス、不動産の売買までおこなっております。  

それにしても協力会社の解体屋さんはいい仕事をします。

ただ壊すだけの解体業者が多い中、完了後にキレイに整地され、侵入防止用のロープまで設置してくれています。

解体工事一つとってもいい仕事はあると気づかせてくれます。

違う仕事でもいい仕事を見せられると、すごく身が引き締まります。

モノ創りをする人ならば共感して頂けると思います。

だから、いい仕事をする業者は緊張感があり、現場に関わる全ての人がいい仕事ができて、いいモノが出来上がるのだと私は信じています。

さて、こちらも負けないようにいい仕事の為の良い準備を行うとしますか。

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電気配線図を作成する中で最も大切にしていることはどのタイミングでスイッチをON・OFFするのか?といった生活のイメージです。

一般的には階段灯のような複数個所で1つの電気器具を操作するスイッチを3路スイッチと言います。3路スイッチを設けた場合コスト高になる為、極力避けるように作り手は考えます。

しかしそうした結果、消灯しようとすると遠くのスイッチを切る、又は暗い部屋の中を手探りで寝床まで行くといった状況になってしまったりもします。

私の持論では、間取を設計した人間が照明などの電気設備も責任を持つ必要があると考えています。なぜなら一般の方がいきなりそこまで考慮できるか?甚だ疑問だからです。

ですので、全てとはいきませんが最低限の使いやすさをご提供すべきだと思っています。上の電気配線図をご覧頂くと、お気付きになる方がおられると光栄ですが、とても3路スイッチが多いと感じられるのではないでしょうか?

『必要なところに必要なモノを=用の美』

これが私のデザイン論の原点であり美学なのです。