お家時間を楽しむパノラマ窓のある建売住宅 東京都府中市 Custom house 注文住宅 新型コロナの流行により世の中が激変しました。 外出時には当たり前の様にマスクを着用する毎日。 住まいのあり方も一変し、『おうち時間』や『在宅ワーク』を耳にする機会が増えました。 自宅にいる時間も急激に増えることとなりました。 そこで少しでも快適に過ごせることをコンセプトに、パノラマ窓のある住宅を実験的にデザイン、施工してみました。 周囲をぐるりと見渡せる出窓。在宅中、いつもと同じ窓からいつもと同じ景色を眺めるのではなく。その日の気分で外を見れるという贅沢。 いろいろな発見ができ、生活が豊かになると思います。 窓の形状に拘り、外からは目線をかわせる高さ、大きさにし、中から自然に外の風景が目に入って来る設計にしています。 建築中に、お客様が付き、お施主様と一緒に内装を検討しました。 奥様のご要望でキッチンに『モロッカンリーフタイル』を貼らせて頂きました。 クロスなどでは表現できない素晴らしい風合いに仕上がり、お客様にもご満足いただけました。 おうち時間の増加で今まで、料理をしなかった旦那様や子供たちが手伝いしやすい様、あえて二の字型キッチンを採用しました。 回遊性が高いので、作業の邪魔にもなりにくく大変使い勝手がよいと思います。 キッチンの横にはパントリーを併設し、内部にはPCが設置できるようにLANやコンセントを設置しています。 『おうち時間』により、普段居られなかった旦那様からの、奥様の一人になれる空間も必要になると思いデザインしています。 弊社では定番の造作洗面台。 化粧台、ミラー、収納までスタッフがデザイン、コーディネートしております。 床のクッションフロアは、お施主様のコーディネート。 今、流行りのヘリンボーン柄。 とっても空間に合っていると思います。 大きなバルコニーは物干しだけの空間ではなく、家族や友人、知人が集まれる家族だけの外部空間としてデザインしています。 ベランダを挟んで隣の部屋の様子が伺えるのも家族にとってはありがたいことだと思います。 標準で設置させて頂きましたウッドデッキ。 取って付けた様な小さなデッキよりこのくらいボリュウームがある方が部屋内との繋がりも感じ良いと思います。 玄関からつながることでここにも回遊性を持たせています。 ポスト廻りもこの建物の特性を生かし、機能門柱ではなく目隠し壁を使った造作ポストにしています。 一般的には玄関の床仕上げは磁器タイルとなることが多いですが、建物のアプローチからの繋がりを重視しモルタル左官仕上げとなっています。玄関のシューズクロークも十分な容積を持っていますので、自転車を入れたり、ベビーカーを置いたり、使い方は住む人の工夫で色々と変化できます。 家族の変化にも対応できるよう設計しております。