祖母から孫へ

相模原市緑区I様邸戸建リフォーム工事
Reform&Renovation リフォーム・リノベーション
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こちらにお住いになる方は、この春ご結婚予定の若いご夫婦です。

ご結婚するにあたり今は空き家となっていたお婆様のご自宅を使いたいのでリフォームをしたいとのご要望を受けました。

建物は平成3年(1991)築の平屋建て。

平成3年と言えばバブル期(1986~1991)の末期です。

この時期に新築された建物は中にはとんでもない建て方をされた住宅がたくさんあります。

この時期の建築といえばちょうどユニットバスが出初めで、ほとんどの場合がタイル張りのいわゆる「在来風呂」となっていることが多いです。サイズは1820×1365。(1間×4尺5寸)

床は「根太組」の上に12㎜フローリングを直貼り。洗濯パンはなく、建具はフラッシュドア。

キッチンは今では普通のシステムキッチンかボックスタイプか?当然I型キッチン。間取りは大抵ダイニングキッチン6帖・居間8帖・和室6帖程度が2室といった具合です。

南側の窓は非常に大きいことが多く、シャッターではなくアルミ雨戸。開口が大きいせいで梁が垂れて立てつけが悪いっといった感じです。

時代の価値観として今の生活スタイルとは少し合致しない点が多くあります。

「お婆様の時代から、お孫様の時代へ変化させていく」

これが今回のミッションな訳です。

着工前

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完成写真

玄関・廊下

もとの設計で、家全体から見ると玄関が広い間取りになっていました。

人を迎える空間としては多少広い方が良いとはおもいます。

壁のクロスが左右で違います。実は廊下の壁は意外と汚れます。靴を履く際に壁に手を掛けたり、スイッチを探す時に無意識に触ったりしています。

その為、よく手で触ることが予想される方を、汚れに強いサンゲツ社製の機能性壁紙を使用しています。

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和室

基本的にはあまりリフォームしない部屋でした。しかしご希望により畳は「縁なし」となっております。

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トイレ

元々、トイレにはトイレットペーパーなどを収納する収納棚が設置してありました。

使い慣れた環境を出来るだけ変えずに使用できることは、ある意味よいリフォームだと考えています。

その為、トイレ収納も設置しました。

トイレアクセサリーはナチュラルテイストでまとめました。

 

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洗面室

洗面室の奥行が1m36㎝しか有りませんのでTOTO社製のリモデアをご提案させていただき、ご採用頂きました。以前にはなかった洗濯パンも設置しました。

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浴室

浴室は元の在来風呂を解体しTOTO社製のユニットバス「サザナ」をご採用頂きました。

浴室や洗面室、トイレなどは間取り上北側に配置されること多いです。

南側の陽当りの良い場所はLDKや居室にすることが一般的です。その為、滞在時間の少ない水回りは北側に追いやられてしまうのは仕方のないことだとおもいます。

住宅の中で文字通り「裸」になる場所は、脱衣室を兼ねる洗面室と浴室です。

冬などは寒く感じたくないですし、見た目だけでも暖かくしたいものです。

そういう理由からコーディネートの注意点として「暖色系の色」でコーディネートしております。

余談ですが、今まで色々な方と住宅の御打合わせをさせて頂きましたが、同じ浴室でも、夏の熱い日にカラーの打ち合わせを行うと「寒色系」、冬の寒い日は「暖色系」を選ばれる方が多いです。

私個人的な考えとしては、「暑くても水で冷やせる」が「寒いを服も脱ぐのが億劫」だと考えますので、出来るだけ「暖色系」を選ばれるのが間違いのない選択ができると思います。

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キッチン

リフォームされる方の一番はキッチンでしょう。口に入る食べ物を作る場所で、油などで最も汚れる箇所です。奥様が毎日使い、家の中で一番長い時間を過ごす場所といった位置づけです。

最近のキッチンはどこのメーカーの物でもよくできています。

逆にいえばどのメーカーを選ばれても間違いはないということです。

ヤマハ社は面材がピアノのような光沢があり、少し特徴のある形をしているとか、TOTO社製のキッチンはワークトップが半透明たったり、クリナップ社はステンレスキッチンだとか各社特色はあります。

今回使用したのはクリナップ社製「ラクエラ」です。

身長が高い奥様に合わせてワークトップの高さを85㎝から90㎝に変更しております。

その他「アイレベル収納」も設置しております。

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寝室

この部屋はリフォーム前は畳敷きの和室でした。

今後ベッドでの生活をするとのことでフローリングに張り替えました。

こちらのフローリングは旭ウッドテック社製「ライブナチュラル 孟宗竹」を使用しています。

いわゆる「竹」のフローリングです。

和室の雰囲気に合う質感と、傷に強い耐久力が魅力です。

ベッドのような重量物を置くには最適です。

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LD+K

こちらはクロスの張り替えとフローリングの上張りを行いました。

こちらで使用させて頂きましたリフォームフロアはパナソニック社製のWPBリフォームフロアを使用しました。

残念なことにこの商品生産終了となります。

厚さ1.5㎜のこの商品は上張りには最適だと思っていただけに残念です。

但し知り合いの業者さんに聞くとはがれやすいといわれました。(当社では剥がれたことはないのですが・・・。)

既存のフローリングより明るい色をチョイスし、部屋全体を明るく見えるように表現しています。